ツボクサ抽出完成


昨日は3週間前にツボクサをエタノールに漬け、毎日一度は振っていたツボクサの瓶を冷暗所から取り出し、ツボクサを漉してチンキにしました。
遮光瓶に入れたツボウサは再び冷暗所に戻して1週間馴染ませます。
今回はツボクサ1対エタノール7で、2~3ミリに細かくした葉をを漬けこんだのですが、ツボクサの成分が濃く抽出されたのは良いものの、ツボクサの葉の中に染み込んだ物が今までより多く、絞り切れませんでした。
後知恵ですが、何かの布袋に残滓を入れ、トレイに台になる物を置いてその上に載せ、それを板で体重を掛て絞れば良かったと気が付き、少なくなったチンクを見ては後悔しています。
次回迄には送りネジにハンドル付けて回す、門型プレス方式の絞り器を作ろうと思います。
量は減っても濃度は変わりませんから、エタノールとツボクサの重量換算で約12.5%、雑貨としてツボクサチンキを販売する場合にはアルコール濃度を精製水で60%に下げますから、ツボクサの固形成分率は9.375%になります。
アルコール度数60%はニキビ等へのスポット的な使用は可能ですが、化粧水などとして使用するにはチンキ1:精製水9の10倍に薄めて使用するのが良いでしょう。これだと素材率は約0.94%になります。
薄いじゃないの! とお考えの方がいらっやるでしょうが、実はこれでも市販の「超高濃度・原液100%」と謳う製品とほぼ同等か、それ以上に贅沢な濃さということになります。
一般的な大手メーカーのCICA化粧水やクリームの場合、全成分表示のかなり後ろの方に「ツボクサエキス」と書かれています。この場合、化粧水全体に対する実際の植物素材の濃度は、0.01%〜0.1%以下(肉眼では確認できないレベル)であることがほとんどなのです。
「効果がないのでは?」と思ってしまいますが、植物の美容成分(ツボクサの場合はマデカッソシドなど)は非常に強力だと言われています。
化粧品原料の臨床試験でも、「0.1%〜0.5%程度」の濃度があれば、肌のシワや赤みを抑え、コラーゲンを増やす効果が十分に確認されています。そのため、確認できるか否かという微量でも、市販品としてしっかりと役目を果たしているのですね。
この60%チンキを10倍に薄めた物で有っても、市販品なら「高級美容液」や「原液コスメ」として高く売られているレベルの濃さ(素材率約0.9%)と同じであり、この化粧水はとても贅沢に、しかも安価にバシャバシャと使える訳です。
もちろん、化粧水の成分はツボクサだけではありませんが、お肌の保水性を高めるグリセリン等を5%程加えていただければ良いでしょうし、他の化粧品と組み合わせて頂ければ良く。お気に入りの化粧品に60%のチンキを求められる濃度に薄めて加えて頂くと、特製化粧品になる事でしょう。


