梅雨間の草取り


雨の合間を縫って、連日除草に励んでいます。
昨日はラベンダーに覆いかぶさるコセンダイグサ(ひっつき虫)を手で抜いたり三角ホーで削っていました。
畑は、これを始め、ヤブガラシ、ツユクサが猛威を振るっており、加えて最近は隣地の小川から侵入してきたクズに泣いています。
ツボクサの草取りに気を取られている間に、他の場所がこのコセンダングサに覆われてしまいました。
昨年の夏は入院して放置した事から、畑が雑草に完全に覆われてしまい種が大量に落ちたことから、草を抜いても次から次と発芽してくるので、賽の河原の石積み状態です。
昔の農家は「草を無くすな、草に負けるな」と言ったそうですが、これは無理に根こそぎ抜くと、土壌がむき出しになり、地中の種が発芽してきて今の畑の様に強い雑草がはびこってしまうので、適度に残して草で草を抑えて厄介な草の繁殖を避けるのが良いのだそうです。
そこで、今年は草堆肥を貰ってきて適当に撒き、多少の雑草には目を瞑り、ヤブガラシ、ツユクサ、コセンダングサだけは抑え込んで、雑草の種類転換が出来ないかと思っております。
昨年、ご夫婦のお客様で奥様が薬草を学んで見える方が、一面のコセンダングサを御覧になって言われたのですが、このセンダングサは優れた民間薬なのだそうですね。
解熱や抗炎症、利尿作用に優れる民間薬として古くから利用され、現代ではポリフェノールやミネラルが非常に豊富なスーパーフードとしても注目されており、生活習慣病の予防や美肌効果が期待されているのだそうです。
これまでに何度もここで書いた。明の李時珍が編纂し、日本には直ぐに伝わって徳川家康を始め多くの知識人が熟読・研究して本草学のバイブル的存在になった『本草綱目』には「鬼鍼草」として出ているとの事。
針ではなく鍼の字が使われていますから、昔の中国では薬効が認識されていたのでしょう。
一般的には沖縄のタチアワユキセンダングサを原料とした「さし草茶」が知られていますが、成分的にはコセンダングサとは酷似しており効果に違いは無いそうです。
クセが少なく、ほんのりとした甘みと優しい香りがするのだそうですから、沢山あるし、若葉の頃でもあるので、全部は引き抜かず、すこしはお茶にしてみるかな。
鬼鍼草茶(きしんそうちゃ)何だか効きそうじゃないですか(笑)


