つぼくさ新成分

物忘れが進行する、ご同輩やそれを予防したい方々に少し明るいニュースです。
先日、YAKUGAKU ZASSHIに掲載された、岐阜薬科大学の藤森ほのか氏、久世祥己氏、嶋澤雅光氏、原英彰氏が発表した論文「ツボクサ抽出物とその活性成分Araliadiolの認知症予防効果」です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/146/9/146_26-00002/_pdf/-char/ja

浅学菲才の私ですから、他人様に見て頂く様にとGeminiに要約をお願いすると
1. はじめに(背景と課題)
超高齢社会の深刻な課題: わが国における認知症患者数およびMCI(軽度認知障害)患者数は急増しており、健康寿命の延伸や介護・医療費の観点から深刻な社会問題となっている。

既存治療の限界と予防の重要性: 現在の認知症治療薬(アミロイドβ抗体や対症療法薬など)には、適応の限定性、副作用、高額な薬価、あるいは改善効果の限界などの課題がある。そのため、日常的な食習慣や機能性食品を通じた「認知症の発症予防」がますます重要視されている。

ツボクサの注目: セリ科の植物であるツボクサ(英語名:Gotu Kola、インドの伝統医学アーユル・ヴェーダでは「記憶力を高めるハーブ」として重宝)は、古くから世界各地で利用されてきた。本論文では、このツボクサ抽出物と、そこから新たに見出された成分による認知症予防効果について、著者らの研究成果を交えて総説している。

2. げっ歯類に対するツボクサ抽出物経口投与の効果と薬理作用
動物モデルや若齢動物を用いた研究により、ツボクサ抽出物の経口投与には以下のような優れた脳機能保護・向上作用があることが示されている。

抗酸化機構の活性化とシナプス保護: アルツハイマー病(AD)モデルマウスにおいて、脳内のアミロイドβ量自体には大きな変化がないものの、抗酸化転写因子(Nrf2)とその標的遺伝子の発現を促し、酸化ストレス応答を活性化。また、シナプス関連タンパク質を増加させ、認知機能を改善させる。

神経伝達の調整と抗炎症作用: スコポラミン誘発記憶障害モデルなどにおいて、コリン作動性神経の機能低下やアセチルコリンエステラーゼ活性の亢進、炎症性サイトカインの増加を抑制する。

神経変性の抑制と健康な脳への作用: 神経毒性モデルにおいて海馬の神経細胞死を抑制するほか、健常な若齢ラットにおいてもシナプス可塑性に関わる受容体の発現を増やし、認知機能を高める効果(ヌートロピック作用)が確認されている。

3. 新規活性成分「Araliadiol」の同定と作用
著者らは、ツボクサ抽出物を分画し、その中から新規の活性成分として「Araliadiol(アラリアジオール)」を同定した。

酸化ストレスや小胞体ストレスに対して強力な細胞保護作用を示すことが確認されており、さらに薬物誘発性の認知障害モデルにおいて認知機能を改善させる効果が実証されている。

4. 臨床研究におけるツボクサ抽出物経口摂取の効果
健常高齢者や軽度認知障害(MCI)患者を対象としたこれまでの臨床試験でも、ツボクサ抽出物の経口摂取が認知機能(作業記憶や注意力など)を維持・改善する可能性が示唆されており、前臨床(動物実験)から臨床の双方においてその有用性が裏付けられつつある。

5. おわりに
ツボクサ抽出物およびその活性成分であるAraliadiolは、抗酸化作用、神経保護作用、代謝調節作用などを通じて、加齢に伴う認知機能低下や認知症の予防に極めて有望な素材である。今後のさらなるメカニズムの解明や応用により、超高齢社会における認知症予防の強力なアプローチとなることが期待される。

私は昨年知りましたが、1昨年に岐阜の化粧品原料会社一丸ファルコスがツボクサから有効素材の単体分離を成功したとのニュースをみたのですが、これですね。
論文によると、アラリアジオールの1日に必要な量は、乾燥ツボクサにすると50g(写真生50gの約5倍の量)だそうですが、うちがメルカリで販売しているツボクサパウダーは1月分30g入りですから1日分にも足らない(笑)

しかし、慌てることは無い。これは実験におけるアラリアジオール単体での有効必要量であり、商品として出ているのは重量比でアラリアジオールが0.1%、他にツボクサの有効成分が3%とある。ここから推定できるのは実験ではアラリアジオールの単体分離に成功しているが、現実の製造工程はツボクサをエタ―ノールやBGなどで普通に抽出し、ツボクサチンキを作り、これを特許方法で濃縮した物であり、アラリアジオールを壊さず高濃縮した技術にキモがある様に思う?

商品はアラリアジオール1に対して、他の有効成分が30の物が売られている様だ。
これは実際のツボクサには、アラリアジオール以外にもアシアチコシド、マデカッソシド、各種フラボノイドなど、数十種類もの有用成分が混ざり合っているから、1:30で十分であり、このこの比率は自然での配合と同じではないだろうか?

アラリアジオールは新発見ではあるが、新発明ではない。
従来から摂取していた成分であり、ツボクサ全草が持つ「マルチ成分の総合力(アントラージュ効果のようなもの)」を活かせば、乾燥葉1g〜1.5gを毎日コツコツお茶として飲んでいれば日常的な健康維持や予防の面では、通常言われている1日1g~1.5gで十分であると思われる。

論文の中でもヒトに対してはまだ偽薬との有効差は見られず、研究途上との事であるが、つぼくさがインドでは脳の活性に効果があるとされ、中国では長生きの薬とされているので、認知症に気を遣う人は、喉が乾いて何かを飲むのであればツボクサ茶が良いと言う訳だ。
エーザイのアルツハイマー薬は最大3割の進行を遅延させるのに年間数百万円。うちのツボクサは1か月分送料含めて1700円で年間15,600円。喉の渇きを満たしてボケ防止が期待出来るのですからお得ですよ(笑)

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